私たちは何故勉強するのか
中学生、高校生、進学したなら、大学生と
誰もが勉強をしてきますよね。
国語の漢字だったり、数学の代数、理科の金属燃焼反応、公民で政治経済、などなど。
その中で、社会に入ってまあ使うだろうと思われるもの。
例えば、漢字、常識の範囲の歴史、数学での計算。
これらは使うだろうと予想できます。
それとは別に、明らかに使わないだろ!と思われるものもあります。
例えば、数学の加法定理、三角関数、理科の化学結合、などなど。
「これが何の役に立つんだよ!」
と思ってしまうような事をたくさん勉強してます。
やらなきゃ怒られるし、卒業できないなんて事は絶対に嫌だ。
だから、しぶしぶやっているのです。
では、この社会で使わないだろうと思われる教科を何故勉強するのでしょうか?
それは、考え方を学ぶためだと思われます。
この問題を解くために、どういった知識が必要で、どのようにアプローチしていくのか、そのような事を考えるには思考力が必要です。
数学や理科では、そのような思考力を養っているのだと思います。
(専門としている方の話とは別です)
将来、壁にぶつかったとき、
この壁を乗り越えるには、何が必要で、どうすれば良いのか、それを考えるための練習が数学や理科の問題なんですね。
中学、高校、大学で勉強していることは、絶対に役に立つのです。直接役に立っている感覚がなくても、今まで考えてきた事の蓄積のおかげて、物事を考えることが出来ているのです。
人は無駄な事をとっても嫌がります。
でも、勉強は決して無駄な事ではありません。
頭で考える力をつけるための練習だ、
そう思いながらやっていくと、少しずつ勉強が好きになっていくかもしれません。